元来、童話とかおとぎ話とかはエロくてグロいのが基本で、 その手の本も一昔前に流行りましたっけ(「本当は残酷な〜童話」系) それが徐々に現代ではマイルド風味になって来てるんでしょうが、
「最近赤頭巾本人は狼に食われないんだって?」 と以前相方が帰宅後に話した時は流石に噴きました。 どうやらラジオで聞いたみたいです。ついでに狼に石詰めて云々も無しとか。 そもそも寝てる狼の腹を麻酔無しで割く自体が物凄いイリュージョンなのですが。
先日は小猿が赤猿に「さるかに合戦」を読んであげていました。 すると気になる箇所がぽつんぽつんと出てきます。 かにの敵討ちに加勢に現れたのは栗と蜂と臼。
相方「えー牛の糞居ねえよ」 ワタクシ「えー馬の糞居ねえよ」
ワタクシ「牛の糞って何だよ。馬の糞だろ?常考」 相方「牛だろうがよ。でも馬説のヤツも居るんだよなぁ」
まぁ馬か牛かはともかく、ウンコ様がすっかり姿を消しておられる。 大体にして家から飛び出て逃げる猿をウンコ様が転ばしてくれなきゃ、 臼が屋根から落ちるタイミングもそう旨く行く訳が無いでしょうに。 それとも臼は超絶動体視力と反射力を持ち合わせてるのか?
でも小猿の読んでる本にはウンコ様がいらっしゃらないので、 おそらく文中の臼は物凄い運動能力の臼って事になってるんでしょう。
それよりもラストは「怪我をした」母蟹と子蟹も囲んで大団円って。
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なんで母蟹生きてんの?冒頭で死ぬんじゃないですか?普通。
「ダメだよ。残虐表現を取り除いて純粋培養しようって、そんなんじゃ歪んだ大人になるよ?お母さんが子供の頃読んだ時は母蟹は死んでたよ。それで子蟹が敵討ちするんだよ」
そこに相方が追い討ちをかけるように付け加えた衝撃的な発言。
「そうそう。母蟹はぶつけられて死んじゃって、割れてそこから子蟹が出てきて敵討ちすんだよ」
えええええええええええええええええええええ それはワタクシも初耳なんすけど!こえええええええええええええよおおおお
で、Wikiで調べてみると地方によって諸説あるとか逃げ口上のような説明でしたが、 確かに死んだ時に生まれた子蟹が〜・・・と言う文章もありました。 しかしワタクシが子供の頃読んだのは既に母子連れの蟹でした。 一方、相方の読んだ本は母のみで死んで割れて子が出てきたとか。
相方のが基本形に近いのなら、ワタクシが子供の頃読んだ本は 「マイルド化」黎明期の物だったのでしょうか? 蟹なんて実際潰れても味噌しか飛び散らなさそうですけどね('A`)
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