恋の話で「コイバナ」 別に携帯小説とかではありません。 小猿小学4年生も、いっぱしの女子ですので、 同級生の女の子から「コイバナ」とか持ちかけられるらしいですよ? 最近の子はなんでも略してイカン('A`)
夕食時、小猿が相方に 「今日Yちゃんからコイバナしようーって誘われて」 と、話を始めますと、
「あぁー、あれ高いやつだと目玉飛び出るくらいの値段すんだよなー」 「昭和三色とか大正三色とかあるよなー」
と「コイバナ」が恋の話と判っているのに、 わざわざ鯉の話をする鬼親っぷりを披露していました。
ワタクシは鯉は物凄く苦手です。
と言うか、魚類全般がイヤなのかもしれません。特に口元。
小猿がまだ2〜3歳の頃、 あれは確か東武動物公園かどこか、今となっては失念しましたが、 ともかく、そんな場所の池みたいな所で、お決まりの「鯉のえさやり」があり、 小猿に鯉を見せたいのもあり、無人販売で100円払って鯉の餌を購入しました。 桟橋の先の方まで歩いていくと、足音に反応するのか、影でわかるのか、 鯉どもが一斉に
「お、人間かな?」 「人間来たね」 「餌くれるのかな?」 「よし、良いポジション確保して餌食おうぜ」
みたいになってるのかどうかは知りませんが、 一斉にガバアアアアと口開けた鯉がもうミチミチに密集して待ってるんですよ。 水音のバシャバシャと言うのも相まって、絵的にもカオスな状況で、 小猿もやや怯えてしまう程の惨劇。
さらに元々魚類の口が嫌いなワタクシは、 多数の鯉の口に耐え切れず、 こういう餌をあげる場面では、おそらくアンダースローで 軽く弧を描くように放り投げるべき餌を、
オーバースローで、物凄い直球で投げつける格好になったのです。
そうすると鯉のデコ部分の骨に餌がヒットしたのか、
「コーン」と軽い乾いた音がしました('A`)
それからは半分恐怖と戦いつつ、 半分はどういう心理状態か判らんですが、 デコにヒットさせつつ、口の中にダイレクトでエサを叩き込み、 ほとんど動物虐待なような事をして、帰宅しました。
でも今思い出すと、もう一度あの場所にも行きたいとか思い始めてます(;^ω^)
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